相生市大谷町に住む鵜尾憲治さんは、竹細工の名人。竹を蒸して竹ひごにして、それを編んで作品を作ります。初めて竹細工に出合ったのは約40年前。退職をしてから本格的にライフワークにしています。
竹を蒸して竹ひごを作るところから手仕事

鵜尾さんは、岡山から竹を調達し、自宅の一角で蒸すところから始めます。
この写真の右の青い竹を100度で約20分蒸して、約20日間天日で干して左のような竹にします。
竹を割って竹ひごを作り、それを編んでいろいろな作品に仕上げていくのです。

鵜尾さんは自宅中庭のスペースを利用して、いろいろな太さの竹ひごを作っていきます。
竹ひごを買って作るのではなく、竹ひごを作るところから手がけるなんて、本格的ですよね

竹ひごを作るのも手仕事なら、竹ひごを作る道具を作るのも手仕事。鉄工所の職人として勤務していた鵜尾さんにかかれば、こんな道具を作るのもおちゃのこさいさい。
「軽自動車のスプリングを活用して作ったんやで」と話します。
竹ひごができれば、編むのは屋内の工房です。
どんな作品でも設計図を作り、それに沿って緻密に作っていきます。
どんどん腕を上げ今では講師に

鵜尾さんが、竹細工に初めて出合ったのは約40年前、40歳の頃のこと。
その頃、川釣りが趣味だったので、専門誌のなかに載っていたビクを作りたいと思ったそうです。
ビクというのは、釣った魚を入れる籠のこと。
当時、作ったビクの写真がこちらです。

初めて作ったとは思いえない出来栄えですよね。元々手先が器用なんですね。とてもステキ!
その後、ブランクがありますが、63歳の頃、奥さまの友達の紹介で、相生市矢野で竹細工を教えてくれる師匠を見つけ、当初は奥さまと一緒に、月2回4年間手習いに通っていたそう。
その後も習い続け、どんどん腕を上げ、今では相生市の羅漢の里研修センターで、林業研究グループとして他の仲間と共に、竹細工の教室を持っているそうです。
夫婦で旅行に行くたびに、旅行先で竹細工を見つけては買って来て、それをモデルに作品を作ったり、いろいろアレンジを加えオリジナルに挑戦したり。ライブラリーがどんどん増えていきます。

こちらは、相生市の芸術祭に出品した作品です。
竹細工の照明器具。こちらもとってもステキですよね。
ステキな作品の一部をご紹介
鵜尾さんの作品の一部を紹介しましょう。
どの作品もとってもステキでしょう。

一番の人気商品が、右奥のかご。買い物に持っていくのもよし、野の花を飾ってもステキですよね。

子どもたちに人気は、こちらの竹とんぼ。
今どきの子どもたちは、竹とんぼって知らないかもしれませんね。
こんな手作りのおもちゃで、遊べるなんてとっても贅沢なのでは。
夏休みにぜひ親子で楽しんでいただきたいです。

これ、なんだと思います?
三角錐の形もかわいいの!
コーヒーのドリッパーです。ここにペーパーフィルターを付けてコーヒーを淹れて飲んでみた~~い。
おいしいに違いない!

お部屋のアクセントとして人気はこちら。
ステキでしょう。
ちょっと玄関先に置いてるだけで、ぐっと雰囲気がアップします。
お菓子を入れたり、果物を盛ったり。カゴもいろいろあります。どれもデザインや編み方が違って、見ているだけでも楽しい感じ。




こちらは、鵜尾さんが編んだかごのバッグに、奥さまが巾着を縫ってセットした夫婦合作。
「もしご要望があれば、巾着も作りますよ」と奥さま。夫婦そろって器用なんだな。うらやましいわ。
今後の作品展や販売会のスケジュール
カゴ好きなみなさ~~ん
鵜尾さんの作品、見たくなったでしょ、買いたくなったでしょ。
そんな人に朗報です。
赤穂市内で、7~8月に作品展や販売会の予定がありますので紹介しますね。
ぜひ見に行って、お気に入りを見つけたらゲットしてくださ~い。「出会った時がお買い時」ですよ。
第9回竹細工展
とき:7月6日(月)~8月27日(木)10:00~16:00
毎週金曜~日曜、8月10日~16日は休み
ところ:さこし高瀬舟(兵庫県赤穂市坂越1654)
内容:相生市林業研究グループ竹部会会員の福田、田原、鵜尾3氏による竹の素材をいかした作品 展。約30点を展示即売
問い合わせ:0791-48-7122(さこし高瀬舟)
たこまつり
とき:8月8日(土)17:30~20:30
ところ:奥藤商事(兵庫県坂越1419‐1)
内容:鵜尾さんの作品約40点を展示即売
連絡先:090-6667-1355(鵜尾憲治さん)


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