【小野市】いつまでも見ていたい国宝の阿弥陀様。浄土寺で過ごす、心洗われるひととき。

神社仏閣・歴史散歩

小野市にある「浄土寺」をご存知ですか?その浄土堂に立つ「阿弥陀三尊像」は、半端なしの存在感を放っています。兵庫県唯一である国宝の仏像は、「運慶・快慶」で有名なあの快慶作。アジサイの季節に合わせ、大好きな阿弥陀様に会いに行ってきました。
(※写真は許可を得て、浄土寺HPより転載させていただきました)

抜群の存在感を放つ阿弥陀三尊像

浄土寺は、今から800年前、鎌倉時代初めに建立された寺。その昔、奈良・東大寺の荘園があったところで「大部荘」と呼ばれていました。源平合戦の兵火で焼失した東大寺再建の責任者・重源(ちょうげん)上人は、この地を開発することで再建の費用を賄おうとしました。その拠点が浄土寺で「播磨別所」とも呼ばれています。建物はもちろん、彫刻・絵画など貴重な文化財が残され、鎌倉時代の息吹を伝えています。

浄土堂に入ると、巨大な阿弥陀三尊像が中央の須弥壇上に立っていて、その迫力たるや他に例をみないほど。この三体は、浄土寺の本尊で創建当時にお堂と同時に作られたもので、鎌倉時代を代表する大仏師・快慶の初期の作品。お堂に入るまでは、こんな大きな完成度の高い仏像がいらっしゃるとは思えませんが、一歩足を踏み入れると、存在感半端なし。1丈6尺(4.8m)の大きさの「丈六」の立像としても珍しいものです。見る角度によって表情が変わって見えますが、安定感抜群なそのお姿に力をもらえそうです。

夕方になると、背面の格子戸から西日が差し込み、床に反射して屋根裏に当たり、光がふりそそぐと、本尊は黄金色に輝き、雲に乗って浮かんだ浄土からのご来迎の姿に見えます。そこも計算されて作られたお堂というからスゴイ!真夏の夕方が、特におすすめです。何度か足を運びましたが、なかなかこの姿を見ることができない。今年こそは!ご来迎の三尊像にお会いしたいです。

裏山めぐりに行ってみよう~!

今回、浄土寺に来たメインはもちろん、阿弥陀様にお会いすることだったんだけど、もう一つの目的は、このあじさいたち。裏山には「四国八十八カ所霊場」のうつしがあり、霊場めぐりができるんです。一周約1500m、30~40分のコースには、色とりどりのあじさいが植えられていて、とってもきれい。お参りをしながらめぐる先輩方にもお会いしました。少しアップダウンがありますが緩やかなので、ちょうどいいおさんぽコースですよ。7月中旬ごろまで楽しめます。ぜひ!

ステキなご朱印やおみくじも連れて帰って

浄土寺の塔頭の一つである「歓喜院」では、ステキなご朱印やおみくじを授与されています。
取材当日にいただけたのは、こ~~んなにたくさんありました。
どれにしょうか迷ってしまいますよね。

ご朱印いずれも500円

私がいただいたのは、こちらの2つ。
向かって右の「阿弥陀三尊像」が描かれたものは常時あるご朱印で、向かって左の「すいか」のイラスト入りの一枚は夏の間いただけるご朱印。どちらもほっこりするでしょ。ご朱印ガール大満足のステキな2枚をゲットしました。

ご住職お手製の「季節のおみくじ」もいろいろ揃ってますよ。傘を持っていたりあじさいを持っていたり、わんこだったりにゃんこだったり。笑っていたりおとぼけ顔だったり、どの子も表情豊かな個性派。干支のウマもカラフルでかわいい。目が合った子を連れて帰ってね。

歓喜院の境内には、ハスの花が咲いていて、こちらもきれい。ハスの花って午前中に咲いて、午後にはつぼんでしまうっていうけど、ちょうどこの日は曇り空だったので、まだつぼんでいない花もあって、十分楽しめました。こちら8月上旬まで楽しめるそうですよ。

浄土寺基本情報】
住所:兵庫県小野市浄谷町2094
電話番号:0794-62-4318(歓喜院) 
     0794-62-2651(宝持院)
拝観時間:4~9月 9:00~12:00、13:00~17:00
     10~3月 9:00~12:00、13:00~16:00
       ※12月31日、1月1日は堂内拝観不可
アクセス:山陽自動車道三木小野ICより車で約5分
     中国自動車道滝野社ICより車で約13分
駐車場:30台(無料)
HP:https://jyodoji.info/
SNS:https://www.instagram.com/jyodoji/

国宝 浄土寺 塔頭 歓喜院 (@jyodoji) on X
兵庫県小野市の高野山真言宗の寺院。 鎌倉時代に東大寺の播磨別所として俊乗房重源上人が開山。大仏様の浄土堂は国宝に指定されております。また堂内に祀る阿弥陀三尊は仏師快慶の作で国宝に指定されております。西日の差し込む堂内は筆舌に尽くしがたい荘厳...

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